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【ヨガ講師が解説】「片鼻呼吸法(ナーディーショーダナ)」自律神経を整える呼吸法

ヨガの呼吸法「片鼻呼吸法」とは?

片鼻呼吸法では、腹式呼吸を用いながら左右の鼻で交互に吸ったり吐いたりを繰り返します。

右鼻から吸う時は交感神経が活性化され、左鼻から吸う時は副交感神経が活性化されると言われています。

左右の鼻で交互に呼吸することで、自律神経を整えることができカラダのバランスを整える効果があります。

片鼻呼吸法の効果

腹式呼吸で挙げられている効果に加えて、片鼻呼吸法では片鼻ずつ呼吸を繰り返すことによって交感神経と副交感神経の両方のバランスを整えられることが特徴です。

片鼻呼吸法を行うおすすめの時間帯

自律神経が乱れている時、過度にリラックスしている時、逆に過度に緊張している時などに行うのがおすすめです。

  • ・朝起きたタイミング
  • ・緊張やストレスを感じている時

片鼻呼吸法のやり方

1 右手の人差し指と中指を曲げて、顔の前にセットします。

2 親指で右鼻を閉じ、左鼻から吸います。

3 そのまま左鼻を薬指で抑え、15秒ほど息を止めます。(初心者の場合は、息を止める手順はスキップしましょう)

4 親指を離し、右鼻から吐きます。吸う時よりもゆっくりと時間をかけて吐いていきましょう。

5 そのまま右鼻から吸います。

6 親指で右鼻を閉じ、15秒ほど息を止めます。

7 薬指を離し、左鼻から吐いていきます。

8 このサイクルを3回ほど繰り返します。